日本人にとってカジノはまだ身近なものであるとは言えません。
海外旅行をする際の選択肢の一つになっているというのが一般的な認識であると言えますし、具体的な場所を上げようとするとアメリカのラスベガスをはじめ、アジアではマカオやシンガポールなどのメジャーなものを思い浮かべる人がほとんどでしょう。
日本国内では非合法の扱いとなっていますので、日本人にとっては縁の遠い娯楽であるというのが現実であると言えます。
そんなカジノですが、現在世界各国でどのくらいの数の国が合法としているのかを調べてみると意外な姿が見えてきます。
実はかなり多くの国が何らかの形で合法とする仕組みを採用しており、その数は130か国以上となっています。
実に半数以上の国がカジノを認めているというのが実情なのです。
日本のように合法としていない国の方が少数派であり、珍しい存在であると言えます。
勿論、海外にも知れ渡るような大規模に展開しているカジノばかりではありませんが、何らかの形で合法としているケースが多いのは意外であるかもしれません。
特に合法となっている割合が多いのは西欧諸国です。
日本ではギャンブルのイメージが強い部分がありますが、ヨーロッパ諸国では社交場のイメージが今も残っています。
そのため受け入れやすい下地が存在しているとも言えます。
どのように表現したとしても実質はギャンブルであるという点は変わりませんが、この様な仕組みを禁止して地下に追いやるようなことはせず、表のコンテンツとして広く公開しているところに西欧諸国の考え方の特徴があります。
それは管理できない状態にするくらいであれば、むしろ合法として管理下に置こうというものです。
そのため法律によって規制されている部分が少なくありません。
次にアフリカ諸国ではどうかというと、以外にも多くの国が合法としており実際に運営されています。
この背景には経済効果を狙ってのものが大きいと言えるでしょう。
当然ながら様々な問題が発生しやすい状況になっていますが、そのような問題よりも経済的なメリットを重視した施策になっていることが多く、身近なものという傾向があります。
これはアフリカでは幅広く取り入れられているものと言われています。
そしてアジアですが、世界でもトップクラスのカジノがある一方で合法としている国は少なめとされています。
これには宗教関係の事情によるものが多いとされていますが、日本のように法整備が行われていないがために合法ではないケースもあります。
その意味では近年急成長をしている途中である地域という見方もできるでしょう。
独自のサービス展開も多くなっており、注目を集めているという現実もあります。
最後に南北アメリカ大陸ですが、多くの国で合法とされています。
アメリカのラスベガスは有名ですが、それ以外にもたくさんあります。
中南米の国々でも合法となっており、楽しめる場所が作られているケースが多いです。
少し変わっているのは南米のブラジルです。
人口も多く経済規模も大きな国ではありますが、ブラジルは現在でも非合法となっています。
様々な事情からこのように取り決めているという背景があります。
カジノには経済面のメリットが大きいのが特徴であり、経済的な側面を何よりも重視する場合には是非とも作りたい施設となる仕組みがあるようですが、それと同時に大きな資金が動くために犯罪の温床になりやすいという側面も持ち合わせています。
国によってはそのような負の面の扱いのために非合法の位置づけにするというケースも少なくないのです。
国によって考え方が違うというのにはそれだけの意味があるのでしょう。
日本が今後どのような選択をするか慎重に考えることが望まれます。